手のひらを「掌」と書いて、
「たなごころ」と読みます。
「こころ」が入っているのですねぇ。
おカラダや気持ちの状態が、
「掌」に現れます。
鍼灸師は「掌」からこうした「見立て」をたてています。
急に夏の暑さが去り、
涼しい秋にはいりました。
気温の変化が著しいため、
お子さんの体調の変化も著しいです。
掌がヒヤッと冷たいと、
気持ちが緊張しているか、
呼吸器が冷えているか。
ただ、「呼吸器の冷え」であれば、
「くしゃみ・鼻水」が伴います。
あるいは「涙目」。
掌が冷たくて、機嫌が悪ければ、
気持ちの緊張やイライラと見ます。
手と足両方が冷たければ、
おなかの冷えです。
秋の涼しさで、おなかを下しやすくなります。
手の冷えだけであれば、
気持ちの緊張で、呼吸が浅くなっています。
秋の涼しさの影響で、呼吸が浅くなっているようであれば、
喉の乾燥や、咳の出始めにつながります。
子供ちゃんが、
「暑い・暑い」といっても、
掌が冷たければ、「背中だけ」温かくしてあげましょう。
ベスト一枚着せておくだけで、
「秋の呼吸器系統の症状」の予防になります。
加えて、後頭部・襟元も、
風に当てないようにしてあげます。
「くしゃみ・鼻水」の予防です。
この時期、
手をつなぐ子供ちゃんの「掌=たなごころ」を
感じてあげることで、
寒くてイライラ・息が浅くてイライラ
をチェックできます。
もし、「手が冷たい」ようであれば、
「秋の涼しい風」から「背中」を守ってあげましょう。
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