鍼灸師として、
日々、患者さんのお体を拝見する中で、
患者さんから、
いろいろご質問をいただきます。
ご自分の症状について。
当たり前のことですが、
ご自分のおカラダの具合が、
ナゼ、
今のようにつらくなってしまったのか。
興味がないはずはありません。
鍼灸師として、
「脈診」
を中心に、
いろいろ患者さんのお体を見立てて
おカラダの状態のご説明
をさせていただいております。
ご自分の具合がよくなってこられた患者さん。
とくに女性は、
ご家族やお友達の体調について、
質問をされます。
「なんで、このひとは、こんな症状がでるのだろう??」
「なんで、うちの子は、具合が悪いのだろう??」
当然、
僕がお会いしたことのない方についてのご質問です。
そんなとき、
僕は「外」を眺めます。
そして、
「今、こんな天気だから」とか、「こんな陽気だと・・・」とか、
季節の影響から、
ご質問いただいた方の体調について、
お話させていただいております。
「季節の影響」。
思いの他、
日々の体調を左右している要素とは、
考えておられる方は、少ないようです。
先日の台風の折、
気圧と湿度と気温の急な変化
について、
ご説明することがありました。
「台風」による「おカラダの不都合」。
おカラダのこうした「微妙な変化」について、
ご質問された患者さんたちは、
とても納得・実感されますし、
とても興味深いようです。
先日も、こうした「季節の影響」についての「おカラダの見立て」や、
そのときの対処法としての「お食事の工夫」について、
ご質問をいただきました。
僕が、いつも「お土産」と称して、
そうした「鍼灸師の知恵」を
お伝えしているのですが、
いっそ、まとめて
という声をいただきました。
そうですね。
こうした「養生講座」を
ときどき開いてもよいかもです。
季節感を味わう。
やっと「秋」の気配が落ち着いたでしょうか。
良い月が、眺められる頃になりました。
「月見で一杯やりながら」とはいきませんが、
こうした「おカラダの話」をじっくりするのも、
「オツナモノ」かもしれません。
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