患者さん向けの講座をやろうかとおもっています。
その中で、
悩んでいたのは、ご自分ですえる「お灸」です。
「セルフ・お灸」。
鍼灸師は、左手でお灸をひねって、
右手でお灸をのせて、
右手に挟んであるお線香で、火をつける
の手順で、患者さんにお灸をすえます。
問題は、
「両手で別々のことをする」ため、
ちょっと、やり方が「煩雑」ということと、
右手で、お灸に火をつけるため、
右手側に、
自分でお灸をすえられない、
ということです。
書き込んでいても
ちょっと、煩わしいくらい。
鍼灸師さんは、
3年かけて「お灸の手技」を
学んでいきます。
「お灸」は自宅でできる
効果的な養生法として、
僕の祖母の世代は、
一般的でした。
まだ、地方へ行ったりすると、
ご自宅でお灸を活用されているところもあるようです。
この「お灸」を
簡単にご自宅で、それも「自分で自分に」できないかと、
方法論を
思案中。
お灸を小さくひねるのが
難しいです。
大きなお灸で温める方法もあります。
小さくひねるより、
効能が少なくなります。
ただ、
大きなお灸の組み合わせで、
症状に対応できるかと。
あとは、
大きなお灸をどのように
消すか、です。
僕は、
知熱灸という方法で、
お灸を焼ききることをしません。
大きなお灸も、途中で取ってしまえばよいわけです。
ただ、
大きな火のついた「煙りモクモクのお灸」を
素手で取る
となると、
初心者の方は、躊躇されます。
大きなお灸を適当なときに、
どうやって、外すか。
ちらちら夢にまで出てきていました。
鍼灸師の教科書にも出ている方法で、
どうにか対処できそうです。
いろいろ煮詰めて、準備をして、
本格的に出来そうなら、
お披露目です。
う~んん、産みの苦しみ??
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