今年のバレンタインデー。
東京は雪に見舞われました。
交通があちこちで、足止めされていたようです。
転倒される方もいらっしゃったとか。
気温が上昇してくれば、
東京の雪もすぐにとけてなくなります。
それまでは、足元注意ですが。
春先の養生は、やっぱり「足元」。
「春ののぼせ」の花粉症など、
これから花盛りですね。
「春ののぼせ」の正体は、
「下半身の冷え」と「首から上ののぼせ」です。
この「カラダの中のアンバランス」が、
カラダの上のほうで「炎症症状」をひきおこしています。
・下半身がこわばっているため、
・上半身の熱が、下がってこられない
というわけです。
そんなわけで、下半身のこわばりを
上手に解消していてあげれば、
「上半身の熱」が、停滞することなく、
全身にめぐります。
足元のこわばり・冷えが感じられれば、
「下半身のこわばり」があります。
朝の床拭きなど、しゃがむ姿勢で、
腰のストレッチをしてあげたらよいですね。
ちなみに今朝は、雪かきをしました。
慣れないことで、余分な力が入ります。
でも、終わった後は、カラダの末端まで、
ポカポカと。
足腰に痛みがある方にはおすすめできませんが、
「冷え」「のぼせ」のある方は、
朝の足腰の運動は、「カラダの熱のバランス」を
調えられるので、良いでしょうね。
※転倒には、ご注意ください。
ご参考まで。
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doi (火曜日, 15 2月 2011 11:38)
はじめまして。腰のストレッチが有効なんですね。さっそく四股ふみを試してみます。ところで、母が最近頻繁にしゃっくりを起こしたりするのも春ののぼせなのでしょうか?
博心堂鍼灸院すずきです (火曜日, 15 2月 2011 11:50)
doiさま、コメントありがとうございます。
さっそく「四股ふみ」。いいですね。応援しております。
ご質問のお母様の「しゃっくり」は、
「胸ののぼせ・胃の冷え」のように、
「横隔膜の上下の温度差」があると、良く見受けられる症状です。
暖かいお部屋で、じっとしていると
・「熱い息」で横隔膜の上が「のぼせ」て、
・足腰を使わないと「消化器が冷える」
というバランスになりやすいです。
そうでなくても、1月から、足元の冷えが、みなさん目立ちます。
お母様のみぞおちに触れてみて、
もし、冷たいようであれば、温かいお白湯など召し上がると、しゃっくりが収まります。
もし、お顔が火照っているようでしたら、冷たい水で顔を洗うと、
のぼせが冷めて、これまた、しゃっくりが止まります。
こんなところから、「やさしい鍼」では、
この時期の「しゃっくり」も、「春ののぼせ」と考えます。
ご参考まで。