今日は、急に気温があがりました。
寒かったり、暖かかったり。
「三寒四温」で、徐々に「暖かい日」が
増えてくるのでしょうね。
「暖かい日」のあとの「寒い日」は、
風邪をひきやすいです。
ご用心・ご用心。
春先の「冷え・のぼせ」は、
「冷え」の「こわばり」症状が目立ちました。
徐々に春めいて「暖かい日」が、
ぼちぼちと増えてくると、
おカラダは「ゆるみ・のぼせ」症状が目立ちます。
「ゆるみ」症状です。
上半身が「のぼせ」で、下半身が「ゆるみ」です。
「こわばり」は「痛み」を訴えます。
「ゆるみ」は「だるさ・萎え」を訴えます。
今日のように、急に気温が上昇すると、
「下半身の支え」が不十分となり、
カラダの働きも低下していきます。
不安定な「下半身」で支えきれない「上半身」は、
「のぼせ」で「頭がむくんだ」状態だったりします。
気温の上昇で、「頭のお水」は「湯気を上げ」ます。
でも、「汗=湯気」は出口がありません。
蒸しあがった湯気は、頭の中で「風」を巻き起こします。
この時期、「めまい・耳鳴り・ふらつき」などの訴えを
患者さんからいただきます。
「春の風」が「頭の中」で「逆巻いて」いるのでしょうね。
不謹慎ですが「風流」です。
急に暖かくなるとみられる「春の症状(風物詩)」ですね。
こうした「頭の症状」は、「春の芽のもの」が良いです。
フキノトウ・タラの芽・アスパラガス・菊の花・カリフラワーなどなど。
「芽のもの・穂先・花」は、カラダでいえば「頭」や「眼」の部分に
相当します。
加えて「苦み」は、「のぼせの熱」を冷ましてくれます。
疲れて、だるい「下半身」を「養う」ためには、
「油で揚げる」なんていうのは、適った調理法です。
「衣」に「アブラ=精力剤:カラダの燃料」をしみこませ、
食材の「モタレの原因=水分」を乾かしてくれる「てんぷら・素揚げ」などは、
「下半身のモタレを取り除きながら、精力:根気を養う」調理法ですね。
「タラの芽・フキノトウ」の「てんぷら」なんて、
「良いお塩」をちょっとつけて、揚げたてを食べてみたいですねぇ。
急に暖かくなった日のおススメ献立ですね。
ご参考まで。
追伸:「てんぷらのアブラ」がもたれるといけません。
ぜひ、たっぷりの「大根おろし」を添えていただけると、
よい「胃薬」になります。
「てんぷらに添えて」でもよいですし、「お塩」で召し上がる場合などは、
てんぷらとは別に「大根おろしと刻んだゆず」に「シラスや雑魚」などを
加えて、「梅酢」などをかけて召し上がられると、ちょっと変わって美味しいかも、です。
(冷え性の方は、「梅酢」より「お醤油」などのほうが、よいかもです。
「食べたいなぁ」というその時の「気分」で、加減してみてください)
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