今週も、飛び入り・飛び込み・駆け込みの患者さんで、
博心堂鍼灸院は、ちょっと「にぎやか」でした。
お越しになられるお子さんたちは、
春の陽気にあてられているのか、
ご機嫌斜めな方が多かったです。
「春のつぼみ」がまさに「開こう」とする
「カラダの頑張り・踏ん張り」なのでしょうね。
そんな「元気のかたまり」の子供たち。
「春の支度」で「カラダの手間取り」が目立ちます。
「あしがいた~い」と訴える子供ちゃんたち。
「春の陽気」にあてられて、
「カラダの働きが低下」しています。
「外気」が温かくなると、
カラダは「体内を温める働き」を「冷まして」しまいます。
※「カラダの外」と「カラダの中」を温めていた
「冬のカラダ」から、「春のカラダ」へ移行します。
一冬、温め続けてきたカラダは、
「暖かくなってきたから、カラダを温めなくてもいいや!」と、
「楽」をしはじめます。
このとき
「カラダの働き」を「冷ましすぎ」てしまうと、
「カラダの働き」は十分機能できません。
・朝、機嫌悪く、泣きながら起きてくる
・そもそも、朝、起きられない
・日中、だるそう
・カラダをおこしているのがつらい
・手足が冷える
・食欲もないのに、食べたがる(お菓子類)
・お腹がぽっこり
・イライラしやすい
などなど。
「お腹が緩んで」力が入らない状態です。
そして、
・足が痛い
・脚が痛い
・お尻が痛い
・オマタが痛い・痒い
・排便時、時間がかかる
・排便がつらそう・排便後、再びトイレに行きたがる
・脱肛
などなど。
これらは「お腹の働きが緩みすぎ」て、
「お腹が下がっている」症状です。
原因は、「春の陽気」にあてられて、
「カラダの働きが低下」したことによります。
こんな時期は、
・過食を控える
・お肉・魚・アブラ・お米・パンのような「燃料」を少な目
・御イモ・根菜・海藻類で空腹を満たす
・ちょっと早めの起床
がオススメです。
・早めの起床
「冷めたカラダ・緩んだカラダ」は、
「朝の立ち上がり」に時間がかかります。
早寝・早起き・朝の軽い運動(床拭きがオススメ)
で、早めのアイドリングをすませましょう。
・お肉・お魚・ご飯を減らす
「冬ほど燃料がいらない」このごろ。
あまり、消化・吸収に体力を消耗したくありません。
お肉は「消化に負担」がかかります。
お魚は「血のめぐりに熱」を持たせて、カラダを火照らせます。
お米は「カラダに熱と湿気」を持たせて、だるくします。
※「寒い冬」には適った食材も、時期が変わると、
「役割」も変わります。
・御イモ・根菜・海藻
「春」は、カラダの働きはマッタリしています。
「腸に飲食物が停滞しやすい」時期です。
「カロリー」よりも「食物繊維」を増やして、
「腸内のお掃除」を優先させます。
「お腹がすっきり・軽けれ」ば、
心身ともに、ご機嫌がよくなります。
加えて
「脚が痛い」「だるい」「脱肛」の対策にもなります。
下半身を痛がるお子さん、
増えていますが、「春」に「カラダが緩みすぎ」ているのかも
しれません。
今日は暦では「啓蟄」。
虫も冬眠から覚めて、もぞもぞ這い出してくるころです。
すっきりお腹で、朝からご機嫌を取り戻せると、
「あしがいた~い」は、治まります。
ご参考まで。
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