気温が上がったり、湿度が高いと、
カラダの働きは低下傾向になります。
とくに「湿度」は
「カラダ中いたるところに侵入してしまう重り」
のようなものです。
「湿度の程度」で「カラダのだるさ」の程度が左右されます。
夏場の食欲不振は、
こうした「暑さと湿気対策」ができていれば、
「食べる力」が高まってくれます。
「暑さ」には「さわやかな苦み」がオススメです。
とくに「上半身・あたまののぼせ」に対しては、
「土から上」の食材が良いです。
「葉っぱ」などは、上半身を冷ましてくれる好い食材です。
やわらかい「レタス・キャベツ」などを、
味付けのしっかりしたドレッシングなどで召し上がられると、
食欲が増してくれます。
※このとき、過食にならないように「食欲不振」が治まるまで、
「お野菜中心」のお食事をオススメします。
水分をたくさん含んだ「お豆腐」などは、
加えて召し上がられることをオススメします。
※薬味として、玉ねぎ・ニンニク・生姜などの「辛味」を、
ドレッシングに加えることで、
「食べこなす気力」が高まります。
サラダやお豆腐にのせるドレッシングに利用したいですね。
また、まったく「食べたい欲求がわかない」場合などは、
「食事」の代わりに「香り」だけ楽しまれてもよいです。
「ミント系」の香りを「ハーブティ」などで、
楽しみながら「温かい水分」と「深い呼吸」を楽しむだけで、
「吐き出す吐息」とともに「カラダに停滞している熱気と湿気」が
排泄されるお手伝いをしてくれます。
また、
「温かい水分」が「お腹の中の停滞しているもの」を
手伝ってくれます。
とくに「ミントの苦み」を含んでいると
「カラダの熱」を「冷まして・下す」働きが期待できます。
「夏場の飲食」は「食べて養う」前に、
「食欲を促す」お支度(空腹を呼び起こす)の工夫が必要です。
また、
「暑さ」で「カラダを養う」よりも、
「働きが低下しすぎない」程度の「味覚」を
楽しむだけでも良かったりします。
「夏場の飲食の加減」は、
「食べて養う」よりも「香りと味をたしなむ」ことに
基準を置いたらよいかと思います。
「夏場の食欲不振」は、
カラダが生理的に行っている「自然な行為」ということを前提にして、
過ごされると、気持ちの上でも「安心」できるのではないでしょうか。
「食べないこと」も「カラダの発散」を助ける養生です。
そして、
「発散」するためには「香りの刺激」と「洗い流す水分」が必要になります。
「香り・味」で「暑さ・湿気」を「発散」する「スイッチ」をいれて、
「水分補給」で「洗い流す水」を補いましょう。
夏の間に「すっきりカラダの中を洗い流し」て、
さっぱりと「秋」を迎える支度をしたいですね。
ご参考まで。
コメントをお書きください