娘たちの半年間の
「小笠原流礼法教室」
に、付き添ってきました。
興味はあったのですが、
ご教授を受けられるのは、
「子供礼法教室の子供たち」
ばかりかと、
思っていました。
意外や意外、
一緒に、お部屋に通していただき、
見学だけかと思いきや、
一緒に、参加させていただけました。
なるほど。
親と一緒に、所作のお稽古。
立つ姿勢や、座り方。
正座の仕方や、膝行・膝退。
歩き方や、まわり方。
お箸の持ち方まで、
ご指導いただけました。
普段何気なく、
「カラダをおこして」いますが、
「きちんとカラダをおこす・立つ」
などは、
ついつい無意識。
呼吸とカラダの動きを一致させて、
カラダのバランスを自覚することで、
「良い姿勢を保つ」ことで、
思わぬ「健康・鍛錬効果」が。
「カラダをおこして」いるときに、
「忙しい人」などは、
ついつい「あごが前」に
飛び出しがち。
「あごがカラダの前」に
突き出してしまうと、
「思考」が先行して、
カラダがついてこないことも。
「かお」がカラダよりも前にあると、
「先のことが気になる」わけですね。
「カラダがついてこない」と
気持ちはイライラしやすいです。
参考までに、
「顔がカラダよりも前」にあっても、
「腰が抜けている」と、
「過去の出来事にとらわれて」いたりして。
「腰抜けはクヨクヨ思考」というわけですね。
太極拳でも習うのですが、
やはり「あたま・かお」は、
「前や後に飛び出ない」のが、
カラダの負担もないですし、
思考も先走らないです。
太極拳では、
「頭のてっぺんを天井に引っ張られるように」
などと習って、
「背筋を無理なく伸ばして」、
「かお・あたまが前に出ない」ように、
注意されます。
礼法教室では、
「耳が肩にたれるように」とのこと。
なるほど。
「忙しい現代人」は、
「耳が鎖骨のところ」にあったり、
どうかすると、もっと前に
「つんのめって」過ごしているかもしれません。
耳の位置。
良い目安だなぁと。
忙しいなぁ、と感じた時、
ちょっと「耳を後ろに」
引いてみると、
気持ちのイライラが、
楽になるかもですね。
ご参考まで。
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