患者さんの手首の脈をみることで、カラダの働き方やバランスをみて、顔色や会話する声のご様子から、ココロの状態や元気度をみるところから、鍼施術は始まります。
・鍼施術は「接触鍼(せっしょくしん)」が基本
鍼先をカラダの必要な場所に、心地よく当てていくことで、回復力を高め、本来の体調を、安全に負担なくとりもどせる方法を用いています。
※施術の最後には、当日のおカラダの状態や症状の原因、生活の対策などのアドバイスを、わかりやすい言葉でお伝えしています。
『養生とは選択と切り捨て』
【養生とは】
体を育むことを養生といってみたりします。
僕はもう少しツッコんで、養生するということは、「生を養うことを楽しみ続けること」と考えています。
「生」とは「生活」であり、生きていくということ。
要するに、養生するっていうのは、自分らしくよく生き続ける工夫、っていうことですね。
【自分らしさを選択する】
万人共通やいつまでも続けてよい養生法はありません。
常に「今の自分」にかなえた過ごし方を、工夫し続けていかなければいけない。
大事なのは「自分らしさを保てる」方法を常に選択すること。
【切り捨て】
自分らしさを保つには、適わないことを切り捨てることの判断も必要。
季節や年齢、住環境や生活習慣の変化で、臨機応変に養生していく。
最も大事なのは、気楽さを保ち続けるっていうこと。
ココロやカラダの居心地の良さと、無理のない暮らし方を維持できる「気楽さ」。
こんな感覚をいつも実感しながら、不要なものは切り捨てる。
気楽さと身軽さを常に実感しながら過ごすことが、養生することの根本です。
博心堂鍼灸院では、「心地よく自分らしさを保ち続けられる養生の工夫」をアドバイス。
施術の折に、ココロ晴れるような対話を通して、その時にかなった養生法をお伝えします。
そんなカラダを整える施術と、ココロ調える対話の時間を楽しんでいただきながら、ご自分らしい生活を日々クリエイトしていただけるお手伝いをさせていただいています。